にぎり合わせとは

  • 握りの形状が手に合っていないと、良い手の内を作るのに苦労します。
    正しい手の内が出来ない原因が手に合わない握りにあると気付かず、すべて自分の技量が至らないためと考えてしまうこともあります。
    「にぎり合わせ」は良い手の内に不可欠な「自分の手の形に応じた最適の握り形状」を探し出すために考案された、全く新しい補助弓具です。
  • 手の内には天文筋・三指・角見・といった基本的な要所があり、これらが握りの然るべき位置に、正しく収まる必要があります。
    しかし、手の形は人それぞれ異なっています。
    手の内の要所すべてが正しい位置に収まる握りであるためには、自分の指の長さや手のひらの大きさのなどの特徴に照らして、その幅、高さ、内竹側の曲面、の寸法や形状が、最適に整えられていなければなりません。
  • そのためには先ず自分の手に最適の形状を知ることが必要です。
    「にぎり合わせ」には、大多数の方々の手に適応できる範囲の握り形状が揃っています。
    使い方は『弓を持たない状態での正しい手の内の形』をつくり、そこにしっくり収まる握りをこの道具の中から探し出すことによって、自分の手に 最適な形状を明らかにします。
    その最適形状に近い握りを作ることによって手の内習得に要する時間を短くすることができ、上達への新たな道が開けます。
    「にぎり合わせ」が初めて実現した最適握りの新しい作り方です。(実用新案 第3240222号)

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